著者が主人公である私小説のような短編集。
船に乗ってフィッシングをする様子が、鮮明に描かれている話。
よく行くバーでのやり取りや、ボータイの緩め方が印象的な話。
それぞれに人を惹きつける、そこはかとない魅力が漂っています。
著者が主人公である私小説のような短編集。
船に乗ってフィッシングをする様子が、鮮明に描かれている話。
よく行くバーでのやり取りや、ボータイの緩め方が印象的な話。
それぞれに人を惹きつける、そこはかとない魅力が漂っています。
作家であり出家でもある、瀬戸内寂聴の著書です。
本書を執筆した当時は、作家生活50年、出家をして34年です。
目や耳が悪くなったり、体に様々な不具合が出て来ます。
そこでも持ち前の明るさで、楽しいエピソードが満載です。
話題は文学、政治、戦争、仏教、老いと多岐に渡りますが、明るく楽しく読めます。
世間を騒がすほどに報道された殺人犯に面会して、得られた証言や印象を書いてある著書です。
登場人物は、みんな死刑判決を受けています。
すなわち、2人以上の人を殺めています。
人と異なる正義感で、今でも自分の犯罪が正しいと思っている者。
精神異常だが、判決の際に疾患は犯行と関係ないとされた者。
生い立ちや境遇により、人格が歪んだのではないかと考えられる者。
著書から見ると、極悪人だと思われる犯人はいなかった、という感想はとても貴重かも知れません。
刑務所いたけど何か質問ある? マンガ『刑務所なう。&わず。』完全版【文春e-Books】
刑務所なう。シーズン2 前歯が抜けたぜぇ。ワイルドだろぉ?の巻 (文春e-book)
国語の力。
言い換えると、日本語の力です。
自分の思いや考えを相手に伝える時に、とても大事です。
反対に、相手から何かを汲み取る時にも、とても大事です。
物語は小学生の兄妹が成長していく、というあらすじです。
それぞれで国語の力に差があり、この力は大事だな、と感じられる内容になっています。