愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『フットサルクリニック』

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バスが来なかったら、ボール保持者の視線から消えてみる

またはラインやスペースに走る

 

トリブルで気をつけること

重心を低く保つ

ボールを体の下に保つ

ボールを下を押すようして、体から離さない

 

フェイントでかわす時は、上半身を先に移動

 

ピヴォ

敵を背ににしたら足裏でボールを運ぶ

反転シュートを狙う

シュートも上半身を先行させる

 

ディフェンス

敵が体をつけてきたら腕で押してボールを見えるようにしながらプレイする

常にボールの正面に立つ

相手が背を向けたら股間に足を入れてつつく

 

キーパー

飛び出すときは手を広げて斜めに下げる

膝を曲げて低めのシュートコースを切る

 

どうしたら上手くいくかを知れば、自ずと上達するはずですよね!

『凶獣』石原慎太郎

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小学生を次々と刺殺した連続殺人事件の犯人、宅間守元死刑囚。

このような凶悪な事件を起こすのはどんな人物で、どのような考えを持っているのか?

遡ってみると、この人物は昔から良くない犯罪行為をたびたびしています。

完全なるノンフィクションではありませんが、ほぼ事実に沿って書かれています。

恐ろしい話ですが、起こるべくして起こった事件のようにも見えてしまいます。

 

どのようにしたらこんな犯罪が起こるのか?

こんな人物が出来てしまうのか?

一端には触れられる気はするものの、やはり本当には理解できません。

まさに凶獣です。

『おたからサザエさん 6』長谷川町子

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サザエさんブームです。

我が家の話なので、超局地的なのですけど。

小2の娘が録画したものを月曜から土曜まで見ています。

実はその時代その時代を反映しているのですよね、ある程度は。

スマホもPCさえも無いっちゃ無いんですけど、この本のサザエさんとアニメのサザエさんは、時代が違います。

フクちゃんやフジ三太郎が出てくるのは、一定以上の年齢の人には、堪らないのではないでしょうか?

意外性があっておすすめです。

『世界史の極意』佐藤優

東インド会社

イギリスやフランスなどの国から貿易を独占して富を吸い上げるために設立された

 

重商主義

他国から物を持ってきて儲ける、国家がスポンサーになっていた

(ガリバー旅行記)はそのメンタルを表している

 

植民地支配で少数派を優遇するのは常套手段

 

たった1人の人間が除外されたとしても今の歴史はなりたたない

他者の気持ちになり、他者の体験を追体験することが必要

 

世界史を見ていく事は、様々な状況や立場の人を知ることに他なりません。

今まで人はなんて愚かなことばかりしてきたのか。

それを知ることが、これから良い世界を作る手がかりになるはずです。

『日本再興戦略』落合陽一

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欧米と言うもの自体はない、国で考えるべき

 

百姓は昔の細かい別々の仕事をしていると言う意味、様々なことができる人たちだった

 

日本は昔から労働時間が長かった

ただし、生活の1部としてストレスなく働くことができていた

 

(普通)はメディアに植え付けられた概念である

 

金融機関は何も生産していない

→社会に富を全く生み出してはいない

 

差別の原因は人間を標準化するところから生まれた

 

機械に翻訳をさせる時

(誰が、どんな目的で、何をするか)を明確に話すとうまくいく

 

正しい日本語であれば誤訳は減る

主語を入れる、曖昧な単語は使わない

 

いずれ現金は使われなくなる

 

音声入力がより使われるようになっていく

 

自動運転を過疎地で活用できると良い

 

ロボット自衛軍を作ると言う考え方もある

 

インドと協力すると中国を地理的に挟み込むことができる

 

社会に富や価値を生む仕事をするべき

 

仕事よりも私生活でのストレスフリーが重要

 

日本は人口が減っている。

AIが発展していっている。

中国や韓国やロシアと国境でせめぎ合いをしている。

わかっている事実を元にして何をするのが良いかを考える。

取るべき道は、ちゃんとあるように思えました。

『やりたいことをやれ』本田宗一郎 PHP研究所

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いちど収めた成功にしがみつくな

 

企業は思想と哲学を持つべき

 

真理に近いほど良い

 

商売には学問が必要

 

自分の行動は全人格の表現

 

自分がこうしていられるのは従業員のおかげ

 

今の世の中については年寄りの方が世間知らず

 

行動を決めるのは思想

正しい思想を身につける

 

HONDAの創始者である本田宗一郎氏の著書です。やや荒削りな感はありますが、実感を伴った力強い言葉が多く掲載されています。

『100分de名著 マネジメント』ドラッカー 上田惇生

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経済至上主義は人を幸せにはしない

資本主義も社会主義も、経済至上のため駄目だった

 

マネジメントとは

人と人とが成果をあげるために工夫すること

人を感動させるもの

 

世の中が必要としているサービスを提供する

 

あなたの会社の仕事はワクワクドキドキするものか?

そうでない事業はやめた方が良い

 

働くことは喜びや自己実現につながるべき

 

社会貢献 = 企業の存在

 

マーケティングとは

顧客が必要としているものを考えること

 

イノベーションの機会は

予期せぬ成功や失敗

ギャップや違和感

 

企業→法人→人間

個人の存在意義と全く変わりは無い

 

真面目であれ

自分に

他人に

仕事に

 

全社員が帝王学を身に付けているとよい

 

もっと良い仕事をしよう、常により良い自分を追い求めよう

 

神々か見ている

 

どんな仕事内容でも、考えている人は知識労働者といえる

 

あらゆるものはあらゆるものと関係しうる

 

日本人がカタカナで感じるマネジメントとはだいぶ違う印象のようです。

企業は人と同じで、人や世の中を良くするために行動しよう、それを最大化しようというのが著者の主張です。

神々が見ているというのは、お天道様が見ている、と言い換えることもできそうです。

真理に近いことが書いてあるように思えました。