愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『今日のご遺体』

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納棺師

著者の仕事だ。

そう言う仕事があると知ってはいても、実際にそれをしている人には、なかなか会う機会ががない。

自分が亡くなったら会えるのかも知れないが。

色々な穴から液が出るという件は、実にリアルだ。

死因によるだろうが、尿や便は誰でも普通に出るだろうし。

胃の中身や肺に溜まったとしたらその液体も出るかも知れない。

夏場にしばらく気づかれないと、やはり悲惨なのだな。

そして主役はご遺体だけど、接するのは遺族で、この人たちはまるで元気だったりする。

悲劇と喜劇は紙一重

本人は亡くなっているから、特別な感想もないんだろうな、と。

『死刑 究極の罰の真実』

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法治国家では悪いことをすると罰せられらる。

その最高刑は死刑である。

昔はその方法にグレードがあったり、連座させられることもあったりと、さらに程度の違いはあったが。

ともあれ、現在は個人の最高刑は死刑だ。

それを法廷で言い渡されるのには、大体の基準がある。

二人以上を殺害する。

残酷な方法で殺害する。

などなど。

重大犯罪を犯した人物が捕まったとする。

その人物は、どう過ごすと良いのだろう。

せめて贖罪の気持ちを持てる真人間になり、反省しつつ静かに日々を送って欲しい。

しかし、裁判が続いている間は、その結果しか考えられないかも知れない。

死刑が決まった後も、いつ執行されるか気もそぞろで、とても穏やかに過ごす心境になれない、ということもあるだろう。

死刑は正しいのか?

ただ、ここまでは加害者視点の話である。

被害者やその遺族からすると、死刑でも軽いと思うほどかも知れない。

そもそも死刑になるようなことをした人物なのだ。

それがあることで、少しは救われる遺族もいるだろう。

昔は仇討ちが許されていた国なのだから。

 

『超訳 論語と算盤』

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儲けるだけでなくモラルも大事。

ただ自分の商売がプラスになるのを目指してはいけない。

それにより相手や社会がよくなるように考える。

言われてみれば当たり前のことだ。

なんのために仕事をしているのか?

お金を稼ぎたい。

それはある。

でもそれだけではないだろう。

相手に喜んでもらいたい、というシンプルな欲求。

それが顧客のためや社会貢献にも繋がるはずだ。

この気持ちは、もともと誰にでもあるのだろうけど。

それをしっかり認識して仕事をする。

常に意識して仕事をする。

恐らくそれだけで、かなり違ってくるのだろう。

飲み放題って言うからさ

今週のお題「スープ」

 

近所のガストに行くことが度々ある。

ドリンクバーが充実しているのが嬉しい。

そして程よい混み加減なのも素晴らしい。

だから、なかなかのヘビーユーザーと言えるだろう。

さらに料理を頼むとスープバーも利用出来る。

数種類のスープがローテーションで出されている。

それほど具沢山ではないが、コーンが入っている場合がある。

この時は、なんだか嬉しくなって、ついつい沢山入れてしまう。

コーンが好きなんです。

やり過ぎないように、気をつけてはいるが。

スープなんて、家でおかわりすることはまずないのだけど、何回もおかわりしたりして。

はしたないな、と思いはするのだけれど。

『哲学のモノサシ』西研

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哲学には難解なイメージがある。

何を言っているのかわからない。

屁理屈なのか、ややこしいオジサンの自己満足なのか。

使う言語も言い回しもよくわからなかったりする。

変なよくわからない造語だなぁ、と思っていたら、本人の造語だったり。

そりゃあ、わからないはずだ。

しかし、ある時に思い当たりました。

本人の考えを的確に表す単語が存在しないから、造語で表しているんだ、と。

そう考えると、哲学者も相手に理解してもらおうと、一生懸命なのかもしれない気がしてきました。

そう、哲学って、わからないものをわかるように考え続けることなんですよね。

で、結局わからない。

でも、最初のわからないとは何か違っている。

『ちょいボケ迷走記』野末鎮平

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程度の差こそあれ、ある年齢を超えると脳は萎縮し始める。

つまりボケる。

これは残念なことに誰にでも訪れる。

私にも、あなたにも。

困ることはたくさん出てくるし、何より嫌なのは、周りを困らせることがたくさん出てくるという残酷な現実だろう。

上手く過ごすために自分なりのルールややり方を作るは、良い方法だろう。

ただし誰にでも良い方法になるとは限らない。

それでも、楽しく生きようとする姿勢は、やはり積極的に見習って行きたいところだろう。

『ポケットに物語を入れて』角田光代

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作家である著者が、様々な物語について語る、エッセイ集。

物語が好きなんですね。

一緒だな、と微笑ましくなります。

大作家さんと一緒だなんて、大変おこがましいのですけど。

人を楽しくさせる物語を書けるなんて、本当にすごいですよね、ありがたいし尊敬します。