愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『美しい日本のしきたり』池坊保子

お節は神様に捧げる供物

正月に物音を立てたり煮炊きするのは慎む

 

松竹梅は冬の厳しい寒さに凛と耐えている

 

和敬清寂

平常心を忘れずに

 

相手の話は

そうですね

と、受け止める

 

「あばよ」は武士の永久の別れを示唆する言葉

 

身だしなみ:教養として武芸を身につけること

 

相手に失礼のないように身綺麗にする

 

挨拶は自分から

 

お茶を出されたら「いい香りですね」

 

上座を判断してすぐに下座に座る

 

お祝いの訪問は

大安

先勝

友引

の午前中

 

菊作り 菊見るときは 陰の人

 

朝の10分を読書習慣に

 

質実剛健

中身が充実して不要に飾り立てないこと

 

祈るということは精一杯生きること

目の前にある大切なことをしっかりやること

 

「いい気分だ」

と声に出したら、良い気持ちになる

 

気分転換に花を飾る

 

何かをするのに遅過ぎることはない

 

人は死んでも魂として生き続け、見守ってくれる

 

 

うちに帰るまでが遠足なら、その始まりは計画からか?

今週のお題「旅の計画」

 

恐らく私は、旅行がそれほど好きではない。

行かないわけでは無く、何人かで行くことは度々あるし、行けば行ったで十分に楽しんでくる。

しかし自分から計画を立てたり、誘ったりすることは、ほぼ無い。

いや、全く無い。

好きな人は計画を立てている最中も楽しい、という。

その気持ちはとても良くわかる。

それでも自ら「行こう」とはならない。

日々の生活よりもそちらが良いと思えないのかも知れない。

もしかして、毎日がとても楽しく充実して暮らせているからなのだろうか?

きっとそうだと思うことにしよう。

 

『100分de名著 群集心理』ル・ボン 武田砂鉄

権力者は世論を誘導したり抑え込んだりしようとする際に、大体手口は同じになる

 

群衆になると個性が消えて、感情や観念がみんな同じになる

 

群衆は

衝動的で動揺しやすく興奮しやすい

暗示を受けて信じ込みやすい

感情が誇張的で単純

 

群衆は知的水準が著しく低下する

 

単純な思想ほど群衆に受け入れられやすい

 

わかりやすい = 自分で考えない

過度な単純化はある意味ディストピア

 

他者と考えが異なるのは当たり前

 

その人では無く、発言の内容で判断する

 

群衆に大事なのはインパクトの強さ

群衆はそれで物事を考える

 

人心はコントロールできる

人心をコントロールしようと常に画策する者はいる

 

群衆は真実よりも魅力的な言葉を欲する

 

集団が正しい方向に向かえば、革新と前進に繋がる

 

始まりに明確な意志があり、連帯するのがよい

 

指導者は信仰を創造するとよい

思想に対する信仰でも良い

 

群れずに自分の頭で考える

 

断言する

全く同じ言葉で繰り返す

 

嘘も100回言えば真実になる

 

庶民に流布された意見は、いずれ社会上層部にも強制される

 

群衆は犯罪者にも英雄にもなり得る

 

人はあらゆるものに、自由に、信仰を見出す

 

わからない、決められない

というのも一つの意見

 

自分の意見だと思っているものは、果たして本当にそうなのか

 

 

『ツアラトゥストラ』ニーチェ

超人になりたい。

ラクダから獅子に、そして小児に。

はて、と思う。

人は誰でももともと小児だった。

無垢が良いのだろうか?

集中しているのがよいのか。

打算や欲がないのが良いのか。

我々はニーチェのその後を知っている。

精神を患って、二度と戻って来なかったのだ。

病気だから仕方なかったのかも知れないが、精神的な充足は得られる事なく、ずっと悩んでいた結果のような気がしてしまう。

理想と現実の自分のギャップに打ちのめされたのか。

だからこれが正解ではなかったのだろう。

しかし常に理想を追い続けるのは、崇高なことなのは確かだろう。

例え自分がそれに耐えられなかったとしても。

新学年

今週のお題「シーズン開幕」

 

娘が中学校に通い始めた。

中学から始まる私立に受験して入ったので、みんなが初対面の状態からスタートとなった。

友だちができるか不安だったようだが、一週間もすると結構仲の良い子が出てきたようだ。

きっとみんな不安で、早く仲良くなりたかったのだろう。

毎日楽しく通っている。

 

大人になると、全く知らない同士が集まるようなことは、中々無いのではないか。

思いつくのはお見合いパーティーくらいだが、今のところ行く予定はない。

大人になっても貴重な経験をどんどんして、楽しく過ごしたいものだ。

 

『桃尻語訳 枕草子』橋本治

春と言えばガチで曙だわ。

みたいな?

古文が読みにくいのは、現代語と異なるから。

外国語を読むのとそんなに違わないのですよね。

だからそれをそのままに読めるように言語力をつけるか、訳を読むか、二つに一つ。

本書はフランクに訳したもの。

ただし、あまり意訳ではなく、直訳に近いように感じる。

それでもやはり自分のわかる言語になると、それぞれの人や風景がわかる。

生き生きと動き出す。

当時で裕福な人たちの暮らしぶり。

女性と男性のやり取り。

そしてある意味恐ろしい、女性同士のやり取り。

こんなエッセイあるよな、と思ったが、それも当たり前か、と気づいた。

時代は違えど人間、さらに言うと日本人なんですよね。

『チャーリーとの旅』ジョン・スタインベック

旅はいいな、と思う。

自分ではいけないから尚更だ。

一人旅なんて、家族がいたら行けない人が大半ではないだろうか。

そこまで行きたいわけでは無いけど。

それでも憧れる気持ちはある。

そして、昔の海外の旅行記と来たら、もうそれを追体験することは決して叶わない。

そうすると、それは益々輝いて見える。

しかし、馬鹿なことをするものだ、と思える人はいるものですね。

それが楽しいのでしょうけど。

やはり自分には出来ないように思えて、何とも眩しいのです。