愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『東京奇譚集』村上春樹

少し不思議な話を集めたものです。 ずっと疎遠になっていた姉と弟が、不思議な縁でまた交流をするようになる(偶然の旅人) 息子をサーフィン中の事故で失った母親が、その場所で過ごす話(ハナレイ・ベイ) 自分の名前を忘れてしまう女性。それは病気ではなく、…

『金持ちだけが持つ超発想』藤田田

著書はマクドナルドを日本で始めた経営者です。 まだハンバーガーというものが日本に無かったときに、マクドナルドを銀座に作ります。 もともと当時の日本には、ファーストフード店自体が無かったので、周りからは必ず失敗すると言われます。 順調に売り上げ…

『アンネ・フランク』

アンネの日記を書いた、アンネ・フランクの伝記です。 第二次世界対戦がまさに行われている、その時代です。 ヒトラーが党首であるナチスにより、ユダヤ人が酷い迫害を受けていきます。 居住から買うものから仕事まで、様々なことを抑制されます。 そして、…

『クレオパトラ』

世界三大美女の一人に数えられるエジプトの女王、クレオパトラのお話です。 王族だから血族を絶やさないようにするためか、たくさんの兄弟がいます。 そのため王女になるまでの一族の争いや、順番待ちがなかなか大変です。 そしてエジプト女王になってからも…

『図書館の神様』瀬尾まいこ

『そして、バトンは渡された』の著者である、瀬尾まいこさんの著書。 本書は2003年に発行されたデビュー2作目の作品です。 主人公は学生時代にバレーボールに打ち込んでいた女性です。 のめり込む性格で、かなりストイックに自分に対しても他の部員対しても…

『おっさん傍聴にいく!』北尾トロ 下関マグロ

北尾トロと下関マグロと言う2人のおっさんが裁判の傍聴について対談形式で描いている作品です。 頻繁に最後の校長して北尾トロと下関マグロと言う2人のおっさんが裁判の傍聴について対談形式で書いている作品です。 頻繁に裁判を傍聴している北尾トロが、下…

『世界一美しいふるまいとマナー』諏内えみ

著者はマナーや作法の教室を開いています。皇室や世界や財界などのアテンダント指導、企業トレーニングなども引き受けています。 美しさには5つの原則があります。 1、両手で 人にものを渡す時は両手で渡しましょう。 お椀や小皿を持ち上げる時も両手を使い…

『世界を愛で満たすために ヨハネパウロ2世100の言葉』星野泰昭 訳

1978年にカロル・ヴォイティワが、教皇に選ばれました。 16世紀以来イタリア人以外の者としては初めてのことです。 そして教皇ヨハネパウロ2世として多くの人々から非常な尊敬を勝ち得ることができました。 本書はその言葉を記したものです。 愛するとは、人…

『考えるマナー』井上荒野 劇団ひとり 三浦しをん 他

様々な著者が、様々な局面でのマナーについて語ります。 飲酒ときのマナーについて、お酒を飲めない立場からみると。 楽屋でのマナー。 発音のマナー。 名前のマナー。 お断りのマナー。 温泉のマナー。 世の中にはマナーを考えなければいけない場面が様々に…

『エリザベス女王』石井美樹子 高瀬直子

イギリスの繁栄を築いた、エリザベス女王のお話です。 エリザベス一世はイングランド国王の娘として生まれます。 当時のイギリス島は、イングランドとウェールズに分かれていました。 母親違いで年の離れた姉がいて、後に弟も生まれます。 そのため、女王に…

『公務員のお仕事と正体がよ〜くわかる本』

公務員という人たちや、お仕事があります。 何となく楽で簡単でお給料や補償が良い、というイメージがあります。 果たして実際のところはどうなのでしょうか? 公務員のお客さんは一般市民です。 通常の職場での対人部署は、顧客満足などが重視されますが、…

『洗えば使える泥名言』西原理恵子

散々苦労してきた漫画家である、西原理恵子の著書。 夢も希望も身も蓋も無いような、高知の田舎町で生まれ育ち「ちくろ幼稚園」、「ぼくんち」、「毎日かあさん」などを描きます。 そんな気概のある著者が出会ってきた名言なので、凄みと味が相当にあります…

『写真・図解日本の仏像』薬師寺君子

仏像とは仏教にちなんだ制作物です。 もともと開祖である釈迦は、自らの存在を信仰の対象にするようには説いていません。 そのため、釈迦が入滅してから数百年の間は、仏像が作られていませんでした。 仏像は大きく如来、菩薩、命を、天部と言う4グループに…

『54字の物語』氏田雄介

ショートストーリーを集めた作品集です。 もっと短いショートストーリーもありますが、これだけの数を集めたショートショート集は他に無かったはずです。 そして本書は、その第3集です。 宇宙人が出てきたり、原稿と文字で遊んだり、短い文章でも様々な事が…

『仕事論』藤村忠寿 嬉野雅道

水曜どうでしょう、という北海道で放映していた番組のディレクター二人が著者です。 番組はDVDになって450万枚というかなりの売り上げなので、ご存知の方は多いはずです。 バラエティー番組で、とにかく面白いです。 真面目な話はほとんど出てこないため、こ…

『はじめての人のための3000円投資生活』横山光昭

多くの人々が金銭的に自活したり、人生設計における金銭的な部分をサポートするのが、著者の仕事です。 この本は、ある程度の金額を貯める、ということを目的として書かれています。 そのために、まずは月々3000円からでも投資を始めましょう。 貯金ではなく…

『今こそ、韓国に謝ろう そしてさらばと言おう』百田尚樹

作家として、様々なジャンルで優れた作品を多く書いている、百田尚樹の著書です。 1900年代の一時期、日本と韓国は同じ国でした。 その時に、日本の父祖が韓国民に対して行った数々の行為が、結局は仇となって現在に至っています。 謝るというと悪いことをし…

『正法眼蔵』道元

正法眼とは隻眼とも言います。 仏教用語で第3の目のような意味です。 真理と訳されることもあります。 また、最大の宝物だとも言われます。 内容が難解なため、解説本も多く出ています。 仏教、禅、真理などを考えるには、是非とも読んでおきたいと思い、手…

『火花』又吉直樹

お笑い芸人ピースの又吉直樹が、芥川賞を受賞した作品です。 著者は本を読むのがもともと好きで、それに関連した著書が、何冊かあります。 主人公はコンビを組んでいるお笑い芸人です。 ある時、かなりのインパクトを持った、先輩のお笑い芸人と出会います。…

『お父さん、できる?小学校の算数』

頭の体操、というクイズ本を学生の頃に解きました。 大人向けのなぞなぞ、ないしクイズのような本です。 それの算数の問題を集めているのが本書です。 小学校の算数と言うと、りんごが3個でバナナが5個みたいなイメージがあります。 はたまた面積や体積を求…

『よくわかる元素図鑑』

理科で習った元素。 当時はそれほど興味を持てませんでした。 水素、ヘリウム、リチウム、等々。 それがどうしてなのかを、本書を読んでわかりました。 それは、それぞれの元素を具体的なイメージとして思い浮かべることができなかったためです。 各ページに…

『そして生活はつづく』星野源

テレビ俳優であり、劇団俳優であり、歌手であり、作家でもあり、と様々な顔を持つ星野源の著作です。 自身のダメな部分を、大丈夫かな?と、こちらが心配になるくらいにさらけ出しているエッセイです。 公共料金の支払いをなかなか出来ない著者。 毎月振り込…

『日本でいちばん大切にしたい会社3』坂本光司

日本でいちばん大切にしたい会社大賞、と言う表彰制度があります。 本書はこれが創設されるきっかけになった本の第3弾です。 大切にしたい会社は、正しい経営、つまり人を大切にする形をブレずに実行している会社、と言うものです。 ここで言う人と話をとり…

『寂聴あおぞら説法 日にち薬』瀬戸内寂聴

瀬戸内寂聴さん。 瀬戸内晴美という優れた作家さんであり、旦那さんとお子さんを残して家を飛び出す情熱家であり、そして現在は出家して住職として説法などをしています。 本書は、その説法を文字に起こしてまとめたものです。 お寺は地方にあるのですが、全…

『超効率勉強法』Daigo

勉強をするにも、良い方法とそうでない方法があります。 頭が良い悪いとか、勉強が出来る出来ないは、実は勉強法が正しいかそうではないかに、かなり左右されるのです。 まずは勉強を始める前にも、効率を良くする方法があります。 それは、やる気を高めたり…

『日本の昔話』徳田和夫 青春出版社

図説 絵とあらすじでわかる! 日本の昔話 (青春新書インテリジェンス) 作者: 徳田和夫 出版社/メーカー: 青春出版社 発売日: 2014/01/08 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 小さい頃に、マンガ日本昔話というアニメを放送していました。 確か土曜日…

『盆踊る本』チャンキー松本 青幻舎

盆おどる本 ?盆踊りをはじめよう! 作者: 盆踊ろう会,藤本智士竹内厚(Re:S [りす]),チャンキー松本 出版社/メーカー: 青幻舎 発売日: 2014/08/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る 夏の風物詩である盆踊り。 お祭りの身近…