愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『教養としての日本哲学』小川仁志

神道は他の宗教に寛容 →だから生き延びた 個体と言う観念は幻想 もののあはれ=「ああ」「ハレ」と言う感嘆詞 考えるより感じる 物事に直面したときに生じる純粋な感情 日本人は「する」より「ある」、「なる」を大事にしてきた 結ぶ 縁結び、結びの挨拶、結…

『日本の戦時下ジョーク集』早坂隆

お笑いはかなりの昔からあります。 その昔とは太古からでもあるのですが、実は戦時中でもありました。 本書は戦前から戦中のお笑いを紹介しています。 お笑いにも新しい古いはあるのですが、それにもまして統制された中でのお笑いというのは、本当に苦しいで…

『信長と家康』山本周五郎

言わずと知れた戦国の雄、織田信長と徳川家康。 もしそれらの人たちの家臣だったらどうか? それを小説にしたのが本書です。 それにしても、信長の家臣はやはり嫌だなぁ。

『日本でいちばん大切にしたい会社』

会社の価値って何ですか? 良い物を提供する。 良いサービスを提供する。 利益を上げる。 長く存続する。 それもそうなのですけど、他にも大切な事があります。 従業員を幸せにする。 障害者でも。 その家族も。 大切なのは、人を幸せにする、という理念なの…

『こんなに面白かった!ニッポンの伝統芸能』齋藤孝

世界に例を見ない渋い芸能 幽玄:香のようなもの 様式美にぴったりと収まっている面白さ 謡:声を出すこと 仕舞:動作 この世のものではなく夢を見ているような感覚に陥る 夢幻能:主人公(シテ)が現実の人間ではなく霊 観客も現在から夢幻へ魂を持っていかれる …