2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
今週のお題「夏野菜」 とても狭いけど、我が家には庭があります。 以前はそこで、ミニトマトやらオクラやらを植えて、育てていました。 しかしある時、犬が散歩の途中にそれら野菜たちにオシッコをかけているのを、ウチの妻が発見しました。 それを食べるの…
我々一般的な日本人が知る三國志は、小説の『三国志演義』で、完全な史実とは少し違います。 だけど、正史を読む機会はなかなかないですよね。 日本史や世界史は知れるけど、中国史のしかも三国時代を細かくなんて、ちょっとマニアックです。 好きな人はそこ…
若い頃、大阪弁がカッコいいと思う時期がありました。 でも使うとエセ大阪人で、カッコ悪いと。 細かい事を言うと関西弁にも色々な種類があって、当時の自分が知っていたのが大阪弁なのかは、今では怪しいと思っているのですけど。 さて、本書はネイティブで…
気を抜くと、何も受け入れない、決まったことしかしていない、というとても不味い状態に人はなってしまいます。 もっとひどいとそれに気づくことさえ出来ず、改善の余地なし、などという事態に。 それが大人になる、ということかもしれませんけど。 本書では…
積水ハウスが騙された事件で、一躍有名になった詐欺師。 それが地面師です。 土地を使って働く詐欺師のことを、そう呼ぶのだそうです。 戦後でどれが誰の土地かわからないような時期に、地面師は暗躍したのだとか。 それが令和の今の世の中でも、健在で蠢い…
『指輪物語』 『ホビットの冒険』 『シルマリルの物語』 トールキンには、金字塔とも言えるすばらしい作品があります。 本書はその中の一節をイラストとともに抜き出しています。 物語の名場面が思い出され、読書があっという間にそのシーンに連れて行かれる…
私たちは地球上で暮らしています。 日々、様々な人から、さらには生き物や環境から、もっと言うと太陽からも、恵みをもらって生きています。 その恩返しが出来るか? むしろ借りを増やすだけの毎日と言っても、過言ではないはずです。 お恥ずかしい話ですけ…
今週のお題「となり街」 となりの街には『うなぎとふぐ料理』のお店があります。 メニューの通りで高級店なので、なかなか行こうとは思えません。 しかし、先日縁があって初めて家族四人で行ってみました。 なんか、凄かったです。 美味しいし、子どもも楽し…
あるマンションを舞台にした、様々な恋愛を描いた短編集です。 人の数だけ人生があり、出会いの数だけ恋愛があり、上手くいく恋愛もあればそうではない恋愛もある。 世の中は必然的に、上手くいかない恋愛の数の方が多くなるのですよね。 それでも、人はまた…
ちょんまげ 和服 二本差し 思い浮かぶ見た目だけでも、当時の日本人は外国人から見ると奇異に映るように感じます。 さらには風習や思考法などになると、もはや理解不能、からの仰天なようです。 本書でそれがよく分かりました。 そして、当時の日本人を尊敬…
昭和の芸人を昭和の文豪である著者が、数多く紹介しています。 現代の私たちには、名前を聞いたこともない芸人が、たくさん出てきます。 そして芸人という言葉は、今だとお笑い芸人を指しますが、本書ではというか以前はもっと広く芸事をする人全般を指して…
南海キャンディーズというお笑いコンビのツッコミ担当である、山里亮太氏の著書です。 お笑いを志して、大学に通いつつもお笑いの学校に行き、紆余曲折から売れてある程度の地位を得るまでを書いています。 いや、本人はそんな地位なんて考えていないのかも…
まずはディフェンスです。 相手のボールを取らなければ、お話になりません。 それにせっかく点を取っても、守備がザルですぐに取り返されたら、こんなに萎えることはありません。 割と常識とされてきたこととは違うことも、たくさん書いてあります。 それで…
久しぶりに中国語の本を読みました。 勉強用のものです。 映画を紹介しているので、中国人の考え方に触れられる気がします。 時代や地域でも違うのでしょうけど。 色々な部分で興味深い著書でした。
今週のお題「捨てたい物」 仏教では、自分というものなど無い、とされています。 何を言っているんだ?とよくわからない人は、詳しいところは専門書で見るのが良いと思います。 私もわかりやすく説明出来るほどは、わかっていないのです。 さて。 この自分と…
残念ながらコロナで亡くなってしまった、超有名人です。 小さい頃から、たくさん笑わせてもらってきました。 そんな著者が、どのような下積みをしてプライベートを過ごしてきたか、ギャグや番組やコントのときに何を考えていたか。 本人にしか知り得ないこと…
それはそれは色々なことがありましたね。 一人の人間の生涯は、本当に長いし深いです。 人により、好き嫌いがかなり明確に別れる人物ではないでしょうか。 著者は石原慎太郎氏、作家であり代議士であり東京都知事であり愛国者であり。 一般の人も、様々な側…
戦時下の中等学校で使用した、歴史の教科書です。 世界史の教科書、という方が近いかも知れません。 びっくりしました。 ちゃんとしているのですよね。 いや、それはそうだと言えば、そうなのですけど。 一神教もそれぞれ、ある程度ですがわかるようになり、…
今週のお題「捨てたい物」 誰もやる気がない商店会がある。 そんな会は無い方が良いと、きっと誰もが思うような。 騙されるような形で、その会の会長にされた。 ここまで誰もやる気が無いとは、知らなかったのだ。 いや、気づかない自分が間抜けなのだけど。…
とても有名な心理学士である、河合隼雄氏による著書です。 自身が行った、実際のカウンセリングの事例などを、理論や背景などとともに紹介しています。 カウンセラーが、実際に何を考えているか? そこは本書のような物で無ければ、決して知りえない部分です…
悪徳刑事。 小説の中には良く出てきますけど、現実にもいるのですね。 いや、現実にいるから小説になるのか。 本書は、暴力団や警察の上層部や外国籍の犯罪者まで関わる、実在の刑事による自らの告発記です。 警察という、恐らく特殊な組織の中で、やむに止…
今週のお題「冷たい食べ物」 暑いから。 人は、アイスやかき氷や冷えた飲み物やらを、摂取します。 そして、それを自分の家の犬にも、与えたりします。 それで、吐いたり下痢をしたりと、体調を崩す犬がいます。 そんな話を聞くたびに、野生の犬は『暑いから…
ネットで叩かれる芸能人の、はしり。 走りと言っても全然嬉しく無いでしょうね、何とも酷い話です。 根も葉もない噂で、著者のスマイリーキクチ氏は、殺人犯だとネット上で叩かれ始めます。 顔も名前も知らない何の接点も無い人間から、全く身に覚えの無いこ…
アラフォーで独身一人暮らしのスーちゃん。 その日常は、穏やかだけど様々なことに心を動かされ乱されて、過ぎて行きます。 今まで見てきた不倫の中でも、最もハラハラしないものを見せてもらいました。 きっとあれで良かったのだと思います。
元ストーカーが、ストーキング加害者を立ち直らせるための活動を始めました。 その顛末を書いているのが本書です。 著者はその当事者です。 自身の経験から、ストーカー自身をどうにかしなければ、その事件というか状況は解決しない。 そう確信して、ストー…
貧しければ仕事を選べない。 そんな事あるかな? そう思わないでもないのですが、やはりそうなのでしょうね。 それが本書を読むと、何となく分かります。 それでも選ばなければ、仕事はある、とも言えるのかも知れませんけど。
名作の呼び声が高い『ねじ式』を含む、つげ義春氏の短編漫画集です。 どれも哲学的というか、考えさせられるというか、独特な世界観です。 正直なところを言うと、よくわからない話も多かったです。 実はねじ式も。 ただ、わからない世界を見せてもらえたこ…
岩波文庫の様々な書籍から、至玉の言葉を書き出しています。 有名なお話から数行ずつ。 本来は、前後の文脈やそこに至るまでのお話があり、それを読むのが一番良いはずです。 それでもやっぱり、全ての良書を読むには、私たちの寿命は短過ぎます。 また、も…
世界史を知れば、ほとんど全てを知れる。 とまでは言いませんが、世界史を知らなければ、ほとんど全てを知らないのは確かです。 有史以来、世界中では本当にさまざまなことがありました。 今ここで起きていることは、それらの中に似たことがあったり、ヒント…
元埼玉県民です。 18までいたので、ほぼ生粋の。 うどんは埼玉のソウルフードで、山田うどんはその代表です。 ということは、恥ずかしながらあまり知りませんでした。 しかし本書を読み、そう言えばこのツルツルのうどんはしっかりくるよな、とか、高校生の…