人が生きていたら、良い事よりも悪い事に多く遭遇するそうです。
ただ生きているだけで修行だという言葉もあり、十分頷けるのではないでしょうか。
さて、私たちは修行のために生きている訳ではありません。
嫌な事や悪い事には遭遇したくないですよね。
不幸にして遭遇しても、出来るだけ早く忘れてしまいたいです。
しかし、何度も思い返してしまって「あの時ああしておけば」とか「あそこであんな事が起きなければ」とか「あれは失言だったな、言わなければ良かった」とか、どうしようも無い事を考えてしまったりして。
酷い時には「あぁ!!」と声にならない声を出して「どうしたんですか?」と、その場にいる人に声を掛けられたり。
「いや、まぁ、ちょっと」としどろもどろになってしまい、さらに不信がられたり。
さて、そんな嫌な事のダメージを少なくする思考方法を学びました。
①「嫌な事があったら良いな!」と事前に考える
ある方は「飛行機の座席に座っている時に、隣に座ってくる人が滅茶苦茶太っていてこちらの席にはみ出してきたらよいな」と先に言っておく、という思考方法をご紹介していました。
実際にそうなったら、予想があたったので嬉しくなるという事です。
凄く嫌な状況だったはずですが。
戦国時代の武将では、山中鹿之助という方も素晴らしい思考方法を用いていました。
神様に「艱難辛苦を我に与えたまえ」と祈っていたそうです。
嫌な事があったら、嬉しい!みたいな思考方法のようです。
これで自分が成長できる、とか、神様が願いを聞き届けて下さった、とか。
何かで喜びを感じられていた筈です。
②嫌な事があったら、良い事がある
禍福はあざなえる縄のごとし
嫌な事の後に、良い事を自分に与えましょう。
普段買えないハーゲンダッツのアイスクリームを買う。
ちょっと良い所に外食に行く。
1泊2日の小旅行へ。
嫌な事が起きている最中に「これでアイスが食べられる」と考えたり。
「これならあの高級レストランに行っていいよね!」なんて考えられます。
私は専ら②の方法を使っています。
普段できない事を思い切って出来るし、とて楽しめる思考方法だと思っています。
まぁ、嫌な事はやっぱり多いのでしょうけどね!