愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

間違った打ち方はしていない

恥ずかしながら元ギャンブラーです。

パチンコやパチスロなどをやっていました。

その当時は母親が「パチンコ屋さんが必ず儲かるようになっているんだよ」と言っていましたが、馬の耳に念仏でした。

新装開店や新台入れ替えをターゲットに様々なお店へ出動。

開店まえから1時間以上、酷い時は前日に並んで整理券を貰うという始末。

あらゆる攻略法という物を実践。

リーチ目で捨てられている台が無いか店内をウロウロ。

勝つために最大限の努力をしていました。

今から思うと間違った努力でした。

いや、努力とも言えない物なのですけどね。

そして勝ったり、負けたり、負けたり、負けたりしているなか、なんで勝てないんだろうという私の問いに、ギャンブラー仲間が言ってくれました。

 

「間違った打ち方はしてないからしょうがないよ」

 

この言葉は、私の人生のターニングポイントとなりました。

まともな皆様からしたらどうでも良いのは重々承知しておりますが。

「そうか!パチンコやパチスロは正しい事をしても負けるんだ!」

ハッキリとそう思える一言でした。

いや、結構前から母親に言われてるし。

とか、そもそもそれって努力で呼んでいい物ではないだろう、とか。

つっこみ所が満載の若かった私です。