愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

大雨が降れば本屋が儲かる

今週のお題「雨の日の過ごし方」

 

外で遊ぶのが好きだったけど、インドアも好きな子どもでした。

学校では休み時間の度に校庭に飛び出し、サッカーや鉄棒や鬼ごっこなどをして走り回っていました。放課後も校庭か近所の公園で、野球やかくれんぼや水鉄砲や自転車に乗って、動き回っていました。

地元の少年サッカークラブに所属しスイミングにも通い、常に体を動かしていました。

書道も習っていましたが、あまりに遊びのためにサボるので、友達からは「幻の男」というあだ名をつけられていました。

 

そんな少年が、なぜか本を読むのは好きでした。

基本は外を走り回る生活だったので、いつ読む時間があったのか謎ではあります。

おそらく、夜寝る前や遊びから帰ってから夕食をとる前後なんかに、そんな事をしていたのだと推測されますが。

 

さて、雨が降っている日は、外で遊ぶ事が出来ません。

そのため休み時間や学校から帰ると、様々な本を読みました。

西遊記三国志次郎物語などの長い本を読んでいる時は、雨が降るのが待ち遠しく感じるほどでした。

 

大人になった今は、雨が降ったらジョギングが出来ない代わりに家でエアロバイクを漕いだり、子ども達と公園に行く代わりにショッピングモールや図書館に行く、というような過ごし方をしています。

 

雨の後に庭のお手入れをする際、木や草花が生き生きとしているのに気付いたのは、大人になったつい最近です。