愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『大炎上』高須克弥

 

大炎上 (扶桑社新書)

大炎上 (扶桑社新書)

 

 

 

テレビのCMでしか知らなかった高須克弥院長。

実は色々な番組に出演を、昔からしていた人なのですね。

最近は、西原理恵子さんの著書で、旦那さんとして登場していてびっくりしました。

 

代々医者の家系に生まれた著者は、小さい頃は白ブタと呼ばれていじめられます。

教師からもそんな仕打ちを受けますが、しっかり言い返します。

気持ちが強いのでしょうね。しかしそのおかげで、さらに教師や級友の反感を買うこともあったようです。

 

医者になってからも、気持ちの強さは持ち続けます。

当時は医療行為と思われず、半ば蔑まれていた美容外科を志します。医者家系のため、親戚から勘当のような扱いを受けても、自分がいけると思ったら行動します。

 

CMを打って、包茎手術を受けた方が良い、という風潮を作り上げます。

それ以前は、それほど包茎手術を受ける人は多く無かったのに、物凄い数の手術以来が入るようになります。

脂肪吸収を日本にいち早く取り入れたりもします。

また、自身にもシワを取ったり、シックスパックになるような手術を施したり、面白いアイデアを思いついては、どんどん実行して行きます。

 

間違ったことをした人には、徹底的に交戦します。

妥協をしないということなのかも知れません。

「YES,高須クリニック」の由来についても、書かれています。

 

元々は、著者のことをあまり知りませんでした。テレビCMで見て、変わった人がいるな、という程の印象です。

しかし、本書を読んでその印象は大分変わりました。

 

読むと前向きになれる作品です。

元気になりたい人にオススメです。