愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『広辞苑一日一語』岩波書店

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広辞苑第六版刊行記念 広辞苑一日一語

岩波書店辞典編集部編

予約特典 非売品

 

あるんですね、こんな本。

おそらく、辞典を予約して購入した人に貰える、特別な本のようです。

あたかも宝くじの高額当選者が貰えるというウワサの、あの本みたいですよね。

そちらは残念ながら見たことはありませんが。

 

一月一日は元旦。

二日は初夢。

二月二十六日は二・二六事件

全てが完全に日付に関係しているわけではありませんが、ある程度の意図を持って、一日に一語を紹介してくれます。

 

小学生の頃、パラパラと国語辞典を見るのが、好きな時期がありました。

一語ずつはお互いに関係していないのですが、ある時に全く別のところで繋がることがあったりして、とても楽しかった記憶があります。

ひょっとしたら、広辞苑を予約して購入するような人は、当時の私と同じ様な好奇心というか趣味の様な物を持っているのかも知れません。

 

本書は非売品のため、なかなかお目にかかれる人や多くないはずです。

私は、運良くたまたま図書館で発見して、読むことが出来ました。

辞典や言葉が好きな人には、オススメしたい本です。

非売品なのが残念なくらいです。