大人になってから、下らない事はあまりしていないような気がします。
本書は暇つぶしのために、次から次へと下らない事を、どんどんして行きます。
家のシャワーに美女マネキンの頭を取り付けて、美女の口から出たシャワーを浴びる状態にする。
プラモデルを作る。ただし、説明書は一切見ずに作る。すると、完成図とは違った変なシロモノが出来あがる。
もしもの時に備えて、自分の尻の大きさを計測して、把握しておく。
マネキンの頭にタイヤなどをデコレーションする。
ソバの長さを計測してから食べる。数十メートルになる。
怪我の跡などを蛍光塗料で塗る。目立つため、心配してもらいやすくなる。
著者は14歳の頃から、ブログで上記のような事を発信し続けています。
本書ではそうでしたが、尻がやたらと出て来ます。きっと好きなんだろうと予想されます。
本書の装丁は賑やかでゴチャゴチャしています。まさに中味を正確に表しています。
見ていて楽しいと思える人は、楽しいです。
生きているのは死ぬまでの暇つぶしだ、という誰かの言葉を思い出しました。
暇つぶしに読むには、もってこいの作品です。
暇のない大人には、オススメしません!