愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『池袋ウエストゲートパーク 西一番街ブラックバイト』石田衣良

 

 

 

池袋ウエストゲートパークシリーズの一冊。

地元である池袋での揉め事を解決する依頼を受け、いつも無事に解決するマコト。

自身ではトラブルシューターと言っている。メインはフルーツ屋で、母親に厳しく使われている。

シリーズも10作を超えるロングセラー。

以前には連続ドラマにもなっている。

 

今回は、美術品のギャラリー、ユーチューバー、整形、ブラック企業の話です。

いつものように、友人でGボーイズのキングであるタカシと、トラブルを解決して行きますね。

暴力的なシーンが度々ありますが、酷い拷問だったり凶器を過度に使うような事は無いので、そこまで嫌な感覚は無く読んでいく事が出来ます。

過去には、もっと酷いシーンがたまにありましたけど。

マコトたちも大人になったという事なのかも知れませんね。

 

時事ネタのような題材を扱っているお話が、度々あります。

それで、何となく世間の感じが分かる気がする事もあります。

 

昔放送されたドラマは、長瀬智也窪塚洋介、山P、坂口憲二など、そうそうたるメンバーが出ていました。

見ていた方は、当時を思い出したりして楽しさが倍増されるかも知れません。

オススメです。