愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『必修すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』ドリヤス工場

 

 

 

  3冊売れているシリーズのうちの1冊です。

ほぼ必須と考えられる文学作品を、大体10ページ位の漫画にまとめてくれています。

 

必修と言うだけあって、とても有名な作品が並びます。

芥川龍之介蜘蛛の糸』、『トロッコ』。福沢諭吉の『学問のすすめ』、夏目漱石の『吾輩は猫である』、森鴎外の『山椒大夫』、魯迅の『狂人日記』、坂口安吾の『堕落論』、宮沢賢治の『風の又三郎』、オルコットの『若草物語』、太宰治の『富岳百景』、ツルゲーネフの『初恋』、マルクス/エンゲルスの『共産党宣言』、江戸川乱歩の『D坂の殺人事件』、新海南吉の『手袋を買いに』、折口信夫の『死者の書』などです。

 

 3シリーズどれも有名な話ばかりなのですが、本書は実際に教科書で読んで知っている話が多いです。

国語であったり物語があまり好きでない子にも、楽しめる内容だと思われます。

そんな子たちがこの漫画を読んで、本の面白さに目覚めてくれると良いかもしれませんね。