愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『誰も知らない名言集』リリー・フランキー

 

増量・誰も知らない名言集イラスト入り (幻冬舎文庫)

増量・誰も知らない名言集イラスト入り (幻冬舎文庫)

 

 

 

雑誌のコラムなどで、どうしてこんなに下らないエピソードがあるのだろう?と、面白いけど不思議に思うことがあります。

著者が面白いのか、取り巻く人が面白いのか?

かなり独特なエピソードと名言が満載で、とても面白い本書は、まさにそのような感じです。

 

まずは登場人物とその行動が凄まじいです。

外で食事中に落としてしまった食べ物を、汚くないから、という理由で上半分を食べる。

付き合っている女性を木刀で殴る。

フィアンセの浮気写真を発見したその足で実家に行き、その写真を叩きつけ婚約を解消する。

街中で野糞をして、その上を転がる。

学生のうちに子どもが出来て結婚をしたものの、定職につかず家庭を顧みず浮気をする。

物凄くダメな人や、ぶっ飛んだ人がたくさん出てきます。

では、そんな人達が放った名言の数々です。

 

「もうちょっとで損するところだったよォ」

「オレはここでいいからっ!!」

「これは本番ではありません」

「いいえ、木刀で」

「アタシらサービス業でやってるもんでねぇ」

「中で出してないから、ヤッてない」

「次の日は苦い」

「すみません。私とホテルに行きませんか?」

 

どうでしょうか?

不穏な空気の言葉が盛りだくさんですよね。

見ての通りで、大変下衆な内容がとても多いと言うか、全編下らないのですが、面白いという点では間違いがありません。

 

疲れたときに読んで頂きたい一冊です。