本書の最後に堀江貴文さんと西野亮廣さん自身も、自分はバカだと書いています。
バカにも種類があるようです。
本書で、つきあわない方が良い、と紹介されているのは困ったバカの事のようです。
バカばっかりの環境に居続けるバカ
環境は選べます。情報を集めて想像力を養えば、それは可能です。
人と同じことをやりたがるバカ
みんなと違うことをやった方が勝ちやすいです。ブルーオーシャンを目指しましょう。
我慢を美德にしたがるバカ
我慢することが良い事だというのは、間違いです。ストレスは体に悪い。さらにそれを他人に強要するのは、最悪です。
自分の常識を平気で振りかざすバカ
狭い常識にとらわれないように。それが正しいかを考えよう。そんな物で感情的にならないように。
付き合いを強要するバカ
付き合えという時点で、人が集まっていなそう。自分が行きたいところへ行き、やりたい事をするべき。
無自覚に人の時間を奪うバカ
電話。他人の時間に割り込みをするツール。サラリーマンにとっての勤務時間とは、企業に奪われた時間。とくに相手の時間を差し出せというような相手は、無視した方が良い。
孤独を怖がるバカ
人間関係は勝手の広がるもの。そして、常に変わり続ける。
先のことを考えず、自分がやりたい事はとにかくやるバカ。
生まれながらのファーストペンギンというバカ。
本書はバカのことをたくさん書いていますが、完全に突き放してはいないように感じます。
バカなやつ自身やバカな考えに囚われずに楽しく生きようぜ、みたいな、優しくて元気なメッセージを受け取れます。
読後にはやる気が満ちてくる感覚があります。
行き詰まっていたり、悩んで行動に移せない人は、是非本書を読んでみるべきです。
行動する人が増えることが、著者の望みなのだと感じます。