元吹奏楽部の人にとって頷ける、あるあるを集めた本です。
文章と漫画の2つが入っています。
ランニングや筋トレが多く、上下関係にも厳しい。
男子新入生が、女子の先輩から強引に入部させられる。
高校野球で試合の相手が吹奏楽の強豪校だと、試合に勝っても敗北感を味わう。
傘を持つとドラムメジャーの真似をする。
ソロ奏者の座をめぐるパート内冷戦。
などなど、あるあるが続きます。
途中で吹奏楽の神様とも言われる、屋比久勲先生という、名指導者の対談があったり。
千葉県立幕張総合高校オケ部の全国大会への道、の話があったり。
私自身は、吹奏楽どころか音楽に対して恥ずかしいくらい疎いです。
初めて知るような事がたくさん書いてあって、楽しいと同時にとてもためになりました。
あるあるとしては、元吹奏楽部の人が最も楽しめるのでしょうね。