かなり前から知っていて気になりつつも、読めていなかった絵本です。
著者は西野亮廣。
えんとつが立ち並び、もくもくとした煙で空が全く見えない町で、物語は始まります。
その町のゴミ山に配達中の心臓が落ちて、ゴミ人間のプペルが誕生します。
丁度ハロウィンだったので、プペルは仮装した子どもと間違えられます。
しかしやはりいつまでもバレないという事は無く、気づかれ罵られ虐げられます。
しかし、ルビッチという男の子だけは、仲良くしてくれて、毎日体を綺麗にしてくれます。
他の子からプペルと付き合っているという理由でついでに嫌がらせを受けたルビッチは、ついにプペルと交流をたってしまいます。
しばらくたってから、プペルがルビッチに会いに来ます。
以前よりも酷い姿で現れたプペルは、ルビッチの大事な物を探して持ってきた事を告げます。
そしてルビッチは、プペルの正体に気づきます。
空の見えないえんとつ町を飛び出して、星空を見るシーンがあるのですが、物凄く絵が綺麗です。ほとんど鳥肌モノです。
ストーリーもシンプルで、安心して読める内容でした。