愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『君主論』ニッコロ・マキアベッリ

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君主論は、王様や社長を和とリーダーのための著書です。

もともとは16世紀のイタリアで、ニッコロ・マキャベッリが、君主に政策を提言するために書きました。

その後、現在までに数多くの統治者や議政者に読みつがれています。現在でも数多くの経営者が本書を読んでいます。

 

悪人になる覚悟を持つ

ケチと言われようとも気にしない

与えるならば人のものを与える

愛されるより恐れられる方がよい

憎まれないようにする

人の財産に手を出さない

悪知恵を使う

狐と獅子に学ぶ

誠実で親切に見えるようにする

結果こそが全てと知る

持ち物や命を奪ったり、傷つけたりしない

尊敬される

力強く振る舞う

国民に愛される

国民を味方にする

自分で直接手を下さない

昔生生すれば一回り大きくなれる

協力者の動機を考える

偉大な人物であると言う評判を得るよう努力する

危険のない道はない

努力するものには報いる

人間は過去より現在を見る

人間の力で半分は変えられる

自分のやり方に固執しない

問題の芽を見過ごさない

常に先に先にと手を打つ

慎重であるより果敢な方が良い

 1人は恐れや憎しみから人を傷つけるあくまで実力でチャンスを掴む

悪い事は一気に、良い事は小出しに

民衆を敵に回さない

頼ってくるものには目をかける

他国に頼らない

励ます、脅し、押さえ込む

お金目当ての辺には気をつける

自国軍で戦い援軍をあてにしない

理想にこだわりすぎず現実を見る

 

人によっては非常にすぎると、批判をされることがあるのが、本書です。

ある意味で、それは正しいと思います。

しかし、場所によってはとても正しいことが書いてあります。

経営や上に立つ人は、読んでおきたい本です。

ただし、全てを鵜呑みにするには、やはり危険な気がします。