テレビ俳優であり、劇団俳優であり、歌手であり、作家でもあり、と様々な顔を持つ星野源の著作です。
自身のダメな部分を、大丈夫かな?と、こちらが心配になるくらいにさらけ出しているエッセイです。
公共料金の支払いをなかなか出来ない著者。
毎月振り込み用紙が送られてくるのですが、すぐに紛失してしまいます。
自動引き落としにすれば良さそうなものですが、それもなかなか…。
子どもの頃にウンチを漏らしたエピソード。
中学生でわざと漏らしたりすらします。
他人からは、本当にダメな人だと言われてしまいますが、著者はめげずに自分なりに生活して行きます。
軽く笑えるお話がたくさんあります。
テレビでしか見たことがない人には意外な一面なのかも知れませんが、良く知っているファンには、そうそう!と頷けるエピソードが多いのかも知れません。
気軽に笑いたい時にしっくり来る本です。