公務員という人たちや、お仕事があります。
何となく楽で簡単でお給料や補償が良い、というイメージがあります。
果たして実際のところはどうなのでしょうか?
公務員のお客さんは一般市民です。
通常の職場での対人部署は、顧客満足などが重視されますが、公務員は必ずしもそうでは無いようです。
それは人事評価に現れています。
それでは、公務員として出世していく人は、どんな人でしょうか。
・市民の相談に対してあらゆる手立てを考え、アドバイスをする人
・法的に出来る事はありません、ときっぱりと突っぱねる人
・行政としてはこういう方法があるので、それでお願いします、と迅速に処理する人
後の例に出てくる人の方が、出世が早いです。
また、昇進試験を受けなければ、昇進の査定がなされません。
犯人をたくさん捕まえた有能な刑事が、何故か退職まで巡査という一番下の階級だったりするのも、このような公務員の仕組みから来ています。
公務員以外の職業を必死に頑張っている人は、読んでいて不快になるかも知れません。
仕組みが間違っていることは分かるけど、それを変えようとしたら昇進できない。
そもそも変えることなんて上司にも権限が無くて出来ない。
社会主義や公務員など、競争相手が外にいない環境はダメなんだな、という事がとても良くわかりました。