愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『クレオパトラ』

f:id:kazuyoshisan:20190512180206j:image

世界三大美女の一人に数えられるエジプトの女王、クレオパトラのお話です。

 

王族だから血族を絶やさないようにするためか、たくさんの兄弟がいます。

そのため王女になるまでの一族の争いや、順番待ちがなかなか大変です。

そしてエジプト女王になってからも大変です。

当時のエジプトは、周辺諸国と比べてそれほど力が無かったためです。

 

投資力があったローマ人と関わりを持つようになっていき、英雄であるカエサルと子供をもうけます。

カエサルが暗殺されてからは、新たに方まで力をつけてきたアントニウスに近づき子どもをもうけます。

様々な状況に対して、どうにかエジプトを守ろうと一生懸命戦います。

しかしアントニウスは、戦いに敗れて自害を選びました。

そしてクレオパトラも、毒蛇に噛まれると言う方法で2時から命を絶ちます。

39歳でした。

その後エジプトはローマに支配されることになってしまいました。

もしクレオパトラがいなかったら、エジプトはもっと早くローマに支配されていたと言われています。

クレオパトラは偉大な2人の英雄を引きつけましたが、それだけではなく、今でも多くの人を魅了し続けています。