記憶力を争うという競技があります。
ランダムに出てくる単語を記憶したり、全くの著名人では無い人の顔写真と名前を覚えたり、というものです。
この作品の著者は、この競技を始めてわずか数年で優勝したという経歴を持ちます。
数十もの単語の単語を覚えるには、やはりそれなりの方法があります。
まずは、ストーリー法です。
ランドセル、教授、おでん、サッカーを覚えてみましょう。
ランドセルが置いてあります。
それを教授が背負います。
ランドセルを開けると、中におでんが入っています。
教授はそれを食べながら、サッカー観戦をします。
このように、何も関係ない単語同士ですが、ストーリーを作ってしまうという方法です。
桃太郎や浦島太郎のストーリーをみんなが覚えているのと、同じです。
次はプレイス法です。
これは、準備が必要な方法です。
自分の中でプレイスを作ります。
門、庭、玄関、リビング、ダイニングのような感じです。
ここに覚えたい物を置いていきます。
門にランドセルがかけてあり、庭に教授がいて、玄関を開けたらどどんとおでんが置いてあり、リビングではサッカーの試合が繰り広げられています。
それぞれのコツは、突拍子もない想像をして、つよく印象づけることです。
リビングでサッカー、蛇口から魚が大量に出る、などです。
応用で英単語を覚えることも可能です。
何事もやり方により、素晴らしい成果を得られるということのようです。