雑読書、フットサル、人生相談を趣味に持つ、獣医で小企業の社長のブログ

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『悟浄出立』万城目学

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著者が学生時代に出題された国語の問題に、とても興味深いものがあったそうです。

それは西遊記のスピンオフとでもいうような作品で、沙悟浄が主人公でした。

主人公といってもそこは沙悟浄なので、特別な派手さはありません。ただひたすら、あらゆる思念を続ける描写がなされるという、かなり特殊な作品 です。

そこで著者は試験は忘れて作品に引き込まれてしまったそうです。

そしてそのような作品を書きたいと思った学生がついに作家になり、長年温めたものを綴ったのが、この作品です。