愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『ゼロ』堀江貴文

 

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

 

 

刑務所に収監されて出てきてから、初の著書です。

著者はホリエモンこと、堀江貴文

逮捕されて、会社を手放し、有罪の判決を受けて刑務所で数年過ごす。

文字通り社会的にはゼロになった著者が、自らの過去や考えを赤裸々に綴っています。

 

刑務所で切実に思ったのが、仕事がしたい、ということでした。

さらに元を辿れば、仕事を通じて他者と繋がりたい、という欲求です。

自身で述懐しているように、とても寂しがりな著者。出所後の活動を見てもわかるように、お金を稼ぐために仕事をしているわけでは無いようです。

 

仕事に向かう姿勢ややり方、考え方や生き方、様々なエッセンスが本書には入っています。

その後に出す多くの著書の、元になるような一冊です。

著者を知りたい方は、まずは本書を読むと良いかも知れません。

 

 

あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる

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堀江貴文VS.鮨職人 鮨屋に修業は必要か?

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