愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『歎異抄』金子大栄校注

 

歎異抄 (岩波文庫 青318-2)

歎異抄 (岩波文庫 青318-2)

 

 

司馬遼太郎が、無人島に持って行くならこれ、と言ったので有名な著書です。

本願寺親鸞の語録と、それを書き留めた弟子の唯円が著者。

 

親鸞真宗のお坊さんです。

その教義は以下に集約される。

本願を信じ

念仏をまうさば

仏になる

これは、生きるもの全てを不安と苦悩のないところに在らしめたいと願い、これに疑いなき信心を持ち、自ら悟り他をも悟らせる仏になる。

これを念仏して念じるということである。

 

親鸞は弟子1人も持たずさふらふ

いずれの行も及びがたき身なれば、とても地獄は一定すみかぞし

など、一般にも有名な言葉があり、かつ他の仏典よりも一般人にとっては、平易に書かれています。

 

新版 歎異抄―現代語訳付き (角川ソフィア文庫)

新版 歎異抄―現代語訳付き (角川ソフィア文庫)

 

 

 

歎異抄をひらく

歎異抄をひらく

 

 

 

歎異抄 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ)

歎異抄 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ)

 

 

 

歎異抄 (まんが学術文庫)

歎異抄 (まんが学術文庫)