愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『スヌーピー こんな生き方探してみよう』

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小学生の頃、家の本棚に誰が買ったのか分からない、スヌーピーの漫画があるのを見つけました。

当時はギャグ漫画ばかり読んでいました。

そこに、大笑いが無いスヌーピーを読んで、とても不思議な感覚を覚えました。

 

スヌーピーチャーリー・ブラウン、ウッド・ストック、ルーシー、ライナスなど、それぞれ個性的なメンバーが揃います。

みんな確固たる信念を持っていて、とても哲学的です。

解説を読んで初めて知ったのですが、物語の場面は子どもの目線で進みます。高い場所が出てこないのです。

登場人物が子どもしかいないから、という理由だそうです。

 

大人になった今読んでも、やはり不思議な漫画でした。