読者がKGBのスパイになったような視点で、物語が進んで行きます。
調べるべきターゲットが出てきたり、与えられた任務を遂行したりと、ワクワクするような展開です。
読んでいる間、気を抜いてはいけません。
区切り毎に、登場人物や出来事についての確認テストが出題されます。
つまり、そこまでに培った記憶力を試される、というわけです。
ちゃんと練習というか試練も出されます。それを実行して行けば、それ相応の記憶力が身についていく、はずです!
テーブルの上にあるものを、シャッターを切るように記憶する、という方法が紹介されていました。
何となくそれをする癖がついたら、後でその情景を回顧しやすくなりました。
やはり有効な方法なんだ、と嬉しくなりました。