愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『KGBスパイ式記憶術』

f:id:kazuyoshisan:20191203095748j:image

読者がKGBのスパイになったような視点で、物語が進んで行きます。

調べるべきターゲットが出てきたり、与えられた任務を遂行したりと、ワクワクするような展開です。

読んでいる間、気を抜いてはいけません。

区切り毎に、登場人物や出来事についての確認テストが出題されます。

つまり、そこまでに培った記憶力を試される、というわけです。

ちゃんと練習というか試練も出されます。それを実行して行けば、それ相応の記憶力が身についていく、はずです!

 

テーブルの上にあるものを、シャッターを切るように記憶する、という方法が紹介されていました。

何となくそれをする癖がついたら、後でその情景を回顧しやすくなりました。

やはり有効な方法なんだ、と嬉しくなりました。