愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『友達は無駄である』佐野洋子

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著者は『100万回生きたねこ』などの著書で知られる、佐野洋子

谷川俊太郎がインタビュワーを務める対談形式部分と、エッセイ部分とが交互に並んでいる。

北京に生まれて、そこで幼少期を過ごし、日本で親元で高校まで通って、東京に出て専門学校・大学へ。

成長する過程で、様々な男性や女性の友人が出来ます。

付き合い方も様々で、人によってはとても共感する部分もあり、そうでもない部分もあるかもしれません。

 

著者は、友達、と言うものについて特殊な考えを持っているわけでは無いように感じます。

通常生活をしていく中で、友達について深く考える事はあまりないのではないでしょうか。

本書は、それをしてみる、良いキッカケになるかもしれません。