愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『今日は死ぬのにもってこいの日』ナンシー・ウッド

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インディアンの長老に話わ聞いて、それをまとめたのが本書です。

ユダヤ教キリスト教の集まりでも、朗読されることがある、とても有名な詩だそうです。

 

かなり独特な表現の言い回しが多いです。

場所がアメリカなので、その風景が浮かんでくるような描写もありました。

 

もともと人のものでは無いはずの、土地というものを、白人たちが買いたいという。

この表現が、とても良かったです。

土地を売買するって、大それた事だよな、と。

 

生死の境目は無い、という仏教の考え方と通じる部分もあるように感じて、とても面白く感じました。