外交官として活躍してきた著者。
インテリジェンスとは、情報を駆使して政治や国家の舞台でこちら側が有利になるよう、駆け引きするようなことを指します。
本書では、数々の著名な政治家が出てきます。
それらの人々のインテリジェンスを、様々なエピソードを踏まえて紹介してくれています。
小渕恵三氏
森喜朗氏
鈴木宗男氏
プーチン氏
報道されている以上に、タフな外交が繰り広げられているようです。
やってはいけない事、やって良い事。
どうしたら相手が喜ぶか、驚異を与えられるか。
言葉や行動の意味を確実に掴み、味方が有利になるように立ち回る。
まさに暗闘、闘いです。
選挙の時は、このような能力も考慮して選ぶと、国益になりそうです。
しかし、我々一般人には分かりようが無い部分かも知れませんね。
とても残念ですが。