タイトルに出てくる、ファインマンさんが著者です。
ノーベル物理学賞を受賞した、素晴らしい学者のエッセイ集です。
大学教授でもあるのですが少しも硬いところがなく、よく冗談を言うため、ふざけているのか本気なのかはっきりしないこともある、という魅力的な人物のようです。
父や妻との不思議な関係や会話は、とても魅力的です。
また、奥さんが亡くなったときのエピソードは、文学的にも優れていて泣けてきました。
『ファインマン物理学』
『ご冗談でしょう、ファインマンさん』
など、他の著書も読みたくなりました。