愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『学研まんが世界歴史3』

f:id:kazuyoshisan:20200326213304j:image

前半はインドの古代文明から始まります。

 

カースト制度の元が出来て、その後ブッダがその制度ヴァルナを否定した布教活動をしました。

それから250年後、アショーカ王が、法を刻んだ石碑を各地に建立しました。

 

次は中国です。

殷王朝から周に代わり、戦国時代へ。

孔子韓非子墨子孫武老子など、様々な著名人が登場します。

秦の始皇帝が誕生し、項羽と劉邦三国志の時代へと移ります。この辺りは、好きな人には堪らない時代と言えるはずです。

そして随から唐、その滅亡までが描かれます。

骨のある家臣の魏徴、李白杜甫という詩人、そして絶世の美女と言われる楊貴妃など、魅力的な人物が大勢出て来ます。

 

三巻もかなり濃密な内容でした。

感情移入しやすく、おすすめです。