ファッションのブランドであるシャネル。
その創始者は、ココ・シャネルという女性です。
貧しく恵まれない家庭環境で育ち、その後裕福になり様々な芸術家などを支援するにいたります。
そんな彼女が、どのように考えて振る舞ったか、を垣間見せてくれるのが本書です。
香水で仕上げをしない女に未来は無い。
過剰は美しくない。常に除去すること。
色が多いほど醜くなる
お金があれば人を助けられる。助けた私の要求は1つ、誰にも知らせないで、と言う事。
仕事と恋愛。他の時間なんてあるわけがない。
人からの評価より、自分が全力を出したことに価値を見いだす。
とにかく私はスタッフの2倍働いた
かけがえのない人間であるためには、人と違っていなければならない
人間は、魅力があるか退屈かで、二種類に分けられる(オスカー・ワイルド)
女たちは退屈(ココ・シャネル)
人が残せるものは、何を考え、何を愛したか
嫌悪の精神、嫌いなものを排除
かなりハッキリとした、激しい性格だったようです。その分言葉に力があります。
このように、文章としてそれを知れる私たちは、とても幸せかもしれません。
反対に、周囲にいた人はひょっとしたら、とても大変だったかもしれません。はたまた、かなり強く惹かれたのかもしません。