愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『カエルの楽園』百田尚樹

f:id:kazuyoshisan:20200421180429j:image

この物語は、カエルの国のお話です。

自らの生まれ育った国が、ダルマガエルに侵略されて、仲間たちと新天地を求めて旅立った、アマガエルのソクラテス

過酷な旅の果てに、ツチガエルが住むナパージュという国に、たどり着きます。

そこでは『三戒』という決まりを守りながら、国民たちが平和に暮らしています。

 

この物語は、今の日本を風刺しています。

ラストがかなり衝撃的ですが、有り得ない話では無いはずです。

読み終えて、背筋が寒くなりました。