愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『東大教授が教える独学勉強法』柳川範之

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東大教授である著者は、海外在住だったという事情もあり、一般的な学校に通うのでは無く、

独学でここまで来ました。

その経験などから、本書で独学の方法を提唱しています。

 

学びには3種類あります。

1、明確なゴールのあるもの

資格試験等

2、教養を身に付けるもの

趣味など

3、答えのない問いに答えを出すもの

 

すべての勉強において、常に答えを出すことを意識すると良いです。

常に自分で考えてみる。

 

自分が理解しやすい本と、しにくい本がある。

 

疑問、反論を持つ。必要ならメモをする。

まずは入門書を3冊読みましょう。

合わない場合はすぐに止めて良いです。

 

何を読むかわからない時は信頼できる人に聞く。書店や図書館でたくさん立ち読みするのも良いです。

 

本には正しくないことも、書いてあります。

 

本は2回読みましょう。

1回目はざっと読み、2回目は疑問や反応を持ちつつ読む。

 

解説書を読む。

全部は読まなくても良いです。

 

学んだ内容を自分の言葉で書くと良い。

 

優しい言葉で書く。

 

あせらずゆっくり学ぶ。

 

 

これからは独学が、大人にとってだけで無く、子どもにも主流になっていくかも知れません。

何を学ぶか。どう学ぶか。

読んでいて、ワクワクして来ました。