愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『まんが世界の歴史 4』

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7世紀の始めに、預言者ムハンマドを始祖として、イスラームが始まります。

信者が増えてメッカを支配下におき、4代目のカリフ、アリーまでウンマは大きくなっていきます。

その後、ウマイヤ朝をおこしたスンナ派と、シーア派に分かれます。

ウマイヤ朝アッバース朝にとって変わられ、これがイスラーム帝国になります。

 

2世紀に最大の領土となったローマ帝国は、4世紀に東西に分裂します。

 

西ローマ帝国が滅亡した後、ゴート王国、フランク王国などが支配します。

様々な民族や国が、しのぎを削る状況をカール大帝がおさめて、現在のヨーロッパの基礎をつくります。

 

東ローマ帝国であるビザンツ帝国は、首都をコンスタンティノープルにおき、繁栄します。

そして、ソロモン王の神殿よりも豪華だといわれるハギア=ソフィア聖堂を再建します。

 

11世紀のヨーロッパでは、社会をキリスト教がつつみます。

その結果、教皇が皇帝や王の権力を凌ぎ始めるようになります。

神聖ローマ帝国の皇帝ハインリヒ4世が、ローマ教皇グレゴリウス7世から破門される、という事件がおきます。

そこで破門を解いてもらうために、ハインリヒ4世は雪の中外に立ち続けます。

これを、カノッサの屈辱といいます。

その後、ハインリヒ4世グレゴリウス7世をローマから追放することに成功します。

 

カトリック教会がそれから力をつけて、十字軍に繋がっていきます。