『東京喫茶帖』飯塚めり

喫茶店観察家を名乗る著者。

喫茶が好きなイラストレーターです。

お店で喫茶をするのが好きで、その場で絵日記を書いてしまうのだそうです。

そうして集まったものを一冊の本にしたのが、本書です。

都会の渋い喫茶店。

内装がシックだったり、高いところから注いで泡立てるパフォーマンスがあったり、落ち着いた雰囲気です。

レトロな喫茶店。

昔のポップスが流れていたり、メニューにウイスキーがあったり。

時間がゆっくり流れます。

見晴らしの良いカフェ。

大きな窓から外が見える。

交差点の角地にある。

木漏れ日が差し込む。

喫茶ごはんを食べよう。

キッシュ。

チーズドッグ。

ナポリタンセット。

チキンライス。

しっかりと食事を取れるカフェもたくさんあります。

紅茶専門店。

蜂蜜入りのアイスミルクティー。

セイロンティー。

紅茶スタンド。

素敵なお店がたくさんありますね。

著者の喫茶店・カフェを愛する気持ちが、十分に伝わって来ました。

読んでいるだけで、その空間にいるような、豊かな気持ちになりました。