愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『366日の西洋美術』

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無いです、絵心。

無いです、美術の教養。

そこでこの本です。

毎日、一つ名画を見る、という方式です。

名画ごとに、作者、描かれた年号、タイトル、そして詳しい解説がついています。

読んでいくと、そうかゴッホは黄色が綺麗だな、とか。

ルノワールはぼやけているけど、淡くて柔らかい絵を描くんだな、とか。

昔は宗教画が多かったことや、写真が発明されてから写実的以外の絵が多くなったことなど、様々な感想を持てます。

ともすると、文字だけを読んであまり絵を見ない、という本末転倒になってしまうので、気をつけたいところです。

 

絵についての知識が乏しいひとや、名画をじっくり見たい人におすすめです。