愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『武士道の名言100』新渡戸稲造 野中根太郎

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『武士道』は、新渡戸稲造が、海外に向けて英語で書いた著書です。

本書は、それと日本語訳を抜粋し、と解説を加えたものです。

 

武士道は桜と同じ、日本の土地固有の花です。

 

日本人は平等を好みます。

自分1人が裕福でも、周囲が貧しければ幸せを感じません。

「ならぬものはならぬ」

掟とは必ずしも明文化されているものではありません。

 

高い精神性、世の中を向上させる行動基準があります。

 

命を捨てるほどの行動力


国のために動く義と勇

卑怯ものにならない

 

臆病者にならない

 

不可避なものに対する静かな服従

生に執着せず、死に親しむ

自然や祖先を崇拝する


親への孝行



人を相手にせず、を相手にせよ

 

神社に置いてあるものは鏡

そこに自分の心を写し神を見る
自分の心、神と対話するあらゆる宗教の根底的な統一性

 

読むのみならず実践する

1、人の価値はどれだけ人の為に生きているか

2、地位や名誉、見せかけの成功に惑わない

3、人への思いやりが万物を一体とさせている

4、人ではなく、を相手にして取り組む

優とは正しいことを主張、行動すること

 

優とは生きるべき時に生き、死ぬべき時に死ぬこと

 

仁とは他人を良くする、大切にする、愛と寛容

 

 

仁とは、自分のように他者をいたわること

 

日本人は自然と交わり芸術的に味わう

礼儀作法は、人としての教養を示す高度な文化

 

恥ずかしいと感じることはしない

 

腹が立ったときは、後に生じる面倒を思う

利益を目の前にしたときは、それが正当なものかを思う

 

忠義とは個人は国のために生き、死ななければならなかった

個人、先祖、子孫はみんな一体である

 

悲しみや苦しみを表に出さない

 

自然、国土、人を愛し、それらのために自分を役立たせる

個人は国のために生き、死ななければならなかった

個人、先祖、子孫は皆一体である

 

悲しみや苦しみを表に出さない

 

自然、国土、人を愛し、それらのために自分を役立たせる

 

我是不是我的我

 

切腹とは、命よりも尊く重いものがあることをように示す

 

日本人は辛い時も常に笑顔を作る

 

武士道の考えかたは、ある種激烈で極端に見えます。

そこに美学や粋があるようにも見えます。

また、元々の日本人の良さが、たくさんあるように思えます。

昔の日本には、素晴らしい人がたくさんいました。

ぜひとも見習いたいものですね。