幼い子ども二人と夫婦。
まだ40代の夫が、朝になっても起きてこない。
見に行くと心臓も呼吸も止まっていた。
この話は、本当にある日突然オタクの夫が亡くなってしまう、といあところから始まります。
まだ40代の夫が亡くなるのは、家族の誰もが想定していません。
そのため、故人の意志を尊重するにはどうしたら良いか?が難しいです。
具体的には、買い集めていたもの達です。
ある程度の年齢であれば、処分の仕方なんかが、夫婦の間で話題になることがあるのかも知れませんが。
また、お葬式の形式も同様です。本書の旦那さんは、無宗教だという話はしていましたが、どんなお葬式が良いかまでは話していませんでした。
役所や銀行などの手続きも山積して、奥さんだけだと本当に大変です。
そこで、他の親族が手助けしてくれていました。これは本当に助かったようです。
Googleのスプレッドシートをリモートで使っていたのは、とても良い方法のように思えました。
淡々とした画風の漫画でしたが、そこが話題と合っていて、とてもためになりつつ興味深く読めました。
私たち夫婦も40代です。
こういう事態も想定しておくべきなのだと、身につまされました。
早速パスワードをまとめておく、などを始めたいと思います。