愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『教養としての投資』奥野一成

今週のお題「読書感想文」

 

教養として投資を身につけ実践しよう、というのが著者の主張です。

 

投資もビジネスも、真剣に結果に結びつけるプロセスは同じです

 

自分のスキルを能動的に使い、自己および他社へ長期投資しましょう

 

株に投資すると言う事は、その会社の人を部下にして働かせているのと同じです

 

自己投資で才能をアップさせ、リターンを増やしましょう

会社の存在意義は、社会に富を生むこと

 

5年は保有するつもりで投資を決める

 

今の日本へ海外旅行客が増えているのは物価が安いから

 

経営者=投資家

自分の事業に投資をしている
他者の事業に投資をしている短期で楽して儲かると言う話はない

 

株はいくらで売れるかではなく、企業がどれだけ儲けるか、で価値を考える

企業の儲けは持続的に増えていく可能性がある、そうすると株価も上がる

良い企業の条件は3つ

高い付加価値・世の中に必要である

高い参入障壁・それを使わざるを得ない

長期潮流・普遍的に増える

参入障壁を常にチェックする、競争環境を見る

 

自分の事業への投資は、参入障壁を上げるために行うべき

 

株は買うタイミングを分散させる

 

キャッシュフロー表、貸借対照表損益計算書、四則演算、統計学を身に付ける


実際に投資対象として見たら、世の中全てがそれにあたるため、考え方などが大きく変わる可能性があります。
本書はその提案という意味で、とても有意義なものなのは確かです。