現代で共産党や社会主義は、なかなか難しいところがある、と露呈してはいます。
しかし、この資本主義の経済が完璧に上手くいっているかというと、そうではありません。
そこで、何か得ることがあれば、と本書を手にとりました。
今までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である
闘争はいつも全社会の革命的改造をもって終わるか、相戦う階級の共倒れを持って終わった
ブルジョワ階級・資本家、雇用者
プロレタリア階級・労働者、自らの労働を売る
ブルジョワ階級は全ての職業から、尊敬や信心をはぎ取った。医者、法律家、僧侶、詩人、学者など。
労働者は自分を切り売りする点で、1つの商品である
他人の労働を自分に隷属させる権利を奪う
1個人が他の個人から搾取することを廃止
1国が他の国から搾取することを廃止
階級の対立が消滅すれば、国民相互の対立も消滅する
こうして見ると、とても理想的には見えます。
人のやることには、完璧はないのかも知れませんね。