愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『アンナ・カレーニナ』トルストイ

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ロシア文学で重要な作品の数々を残したトルストイ

その名作のうちの一つが、本書です。

 

純朴な貴族の青年である、リョービン。

その友人で貴族で官僚のオブロンスキー。

その妹のキチィ。

タイトルのアンナ・カレーニナは、オブロンスキーの義理の妹です。

アンナはブロンスキーという青年将校と出会い、恋に落ちてしまいます。

レーニンという夫がいるのにも関わらず。

 

人物や風景の描写が、とても素晴らしいです。

複雑な心理を外観や仕草で表したり。

また、当時の状況も色々わかります。

ロシア語と英語とフランス語と、ひょっとしたらラテン語も解した様子なども。

これは、原文でないと正確にはわからないのかも知れませんが…。

 

中下と続くので、これから先が楽しみです。