その名作のうちの一つが、本書です。
純朴な貴族の青年である、リョービン。
その友人で貴族で官僚のオブロンスキー。
その妹のキチィ。
タイトルのアンナ・カレーニナは、オブロンスキーの義理の妹です。
アンナはブロンスキーという青年将校と出会い、恋に落ちてしまいます。
カレーニンという夫がいるのにも関わらず。
人物や風景の描写が、とても素晴らしいです。
複雑な心理を外観や仕草で表したり。
また、当時の状況も色々わかります。
ロシア語と英語とフランス語と、ひょっとしたらラテン語も解した様子なども。
これは、原文でないと正確にはわからないのかも知れませんが…。
中下と続くので、これから先が楽しみです。