愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『教養が試される341語 知らない日本語』谷沢永一

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日本語、というか言語は、キリがないですよね。

辞書にある単語を、全て理解出来る人なんているわけがありません。

それを使いこなすとなると、さらに出来る人は減るでしょう。

 

干戈をまじえる

 

正鵠を射る

 

などなど。

スマホでさえ、予測変換に出ないのですね。

あ、これは自分の使い方が問題なのかも?

…ともあれ。

聞いたことのある単語はありますが、無いものが本当に多いです。

もちろん人によるのでしょうけど、類似の著書では難しい言葉が多いように感じます。

また、中国の故事からとったものが多いのも、特徴的です。

 

多くの人が知らない日本語は、当然使っても理解されないので、実用的ではないはずです。

そこがこの本の良いところ、と思える人が読むべきでしょうね。