愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

『ひきこもれ』吉本隆明

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著者は『共同幻想論』で有名です。

吉本ばなな氏の父親でもあります。

 

人にはまとまった時間が必要

深く潜り、考え、大切なものを掴む

1人の時間に他者が紛れ込むのは邪魔。SNS

 

(暗いこと)は(悪いこと)ではない。考える、膨らませる力がアップする

 

教室で勉強ができるのは、偽の頭の良さ

 

1名は傷ついている者同士の間に起こる

 

孤独ではなく、単独、と捉える

 

自殺願望は伝染する、近くにいる人に

 

ついに半世紀前には特攻隊があった

 

憂鬱で仕方がないのが老人。そうならないためにどうするか、それが1番の問題

 

引きこもって一人の時間を持つと良い。

そう著者は訴えています。

さらにいうと、一人で心ゆくまで考える時間があると良い、ということのようです。

たしかに、一人で何もしないでじっくり考える、というのは現代人に最も足りていないところかも知れませんね。