実際にいる、『へんないきもの』を次から次へと紹介している本です。
一種類の生物につき、一枚のイラストと紹介文がついています。
選ぶ基準は、まずそのフォルムの奇抜さです。
そのため、海の中、特に深海魚が多いです。
四つのコブが、何故かある蝶。
大口で、今にも笑い出しそうなホヤ。
著者が楽しみながら書いているのが目に浮かぶような、ちょっと悪ふざけが過ぎた文も、好きな人には堪らないはずです。
最後にツチノコ特集があるところも、著者の趣味をはんえいしているようで、ある意味好感が持てます。