言わずと知れた孔子の言葉を集めた著書です。
多くの名言もありますが、実は人としての生き方が極めて現実的に書いてあります
人がわかってくれなくても気にかけない
人に認められないことを気にかけず、認められることをしよう
知っているよりも、好きな方が良い。さらに楽しめたらもっと良い
厩が火事になった時、人に怪我がなかったかを尋ね、馬の事は聞かなかった
相手に合わせて答える内容を変えるべき
我が身を正せなければ、人を正すことができない
金持ちで威張らないのは容易、貧乏で恨まないのは困難
人に知られるためではなく、自分のために学ぶ
才能がないことを気にする、人に知られない事は気にしない
目が見えない人に、階段です、席です、〇〇さんがあの席で××さんがあの席です、と伝えた。
人としての生き方。
それも、良い生き方や満足しやすい生き方、という視点で書いてあるようです。
相手によく思われるとか、何があっても挫けないためにとか、そんなことを考えていたように思えます。
きっと孔子は賢い人だったのでしょうね。
当たり前ですけど。