愛すべき本たちの備忘録。たまにかたい本も。

様々な書評です。参考にして頂けると幸いです。

レトロな辞書

お題「#買って良かった2020

 

だいたいスマホを使っています。

わからない言葉を調べるのも。

画像を探索するのも。

翻訳するのも。

それから、それから、まあ、ほとんどがそうですよね。

それで数年前、家にあった辞書をブックオフに売りました。

あまりにも使わないので。

 

無人島に一冊本を持って行くとしたら、何を持って行きますか?

作家の司馬遼太郎氏は、歎異抄だそうです。

わたしは、サバイバル読本です。

飲料水の作り方や、魚の取り方が書いてあるような。

あ、そういうことでは無いですよね。

真面目に選ぶとしたら、相当分厚い辞書です。

 

コロナ禍の状況は、ある意味では無人島にいるのと近いように感じます。

そこでふと思いたち、広辞苑を買いました。

調べた語句にマーカーをひいたり、隣の語句もついでに読んでみたり、パラパラと眺めてみたり、この言葉は載ってないんだ、とガッカリしてみたり、その理由を考えてみたり。

 

ずいぶんと楽しめています。

実用的かはわかりませんが、間違いなく、今年買って良かった物の一つです。